小泉堯史監督が映画【蜩ノ記】で引き出した岡田准一の演技力と存在感

大ヒット上映中の映画「蜩ノ記(ひぐらしのき)」、ご覧になりましたか?
私は、もう一度観てこようと思っています(^-^)。

今年大活躍の岡田准一くん。
俳優としての評価がとっても高いです。

いろんな時代の日本の男を演じているわけですが、演じ分けるって難しいのではないでしょうか。

特に、同じ時代物でも、大河ドラマ「軍師官兵衛」の黒田官兵衛と、映画「蜩ノ記(ひぐらしのき)」の檀野庄三郎では、「動」と「静」といえます。
いわば、対極ですね。

それを、岡田准一くんは見事に演じきっています。

黒澤明の愛弟子小泉堯史(監督)が岡田准一の演技をひきだした「蜩ノ記」

映画「蜩ノ記(ひぐらしのき)の舞台は、江戸時代後期という設定です。

戦国時代が終わり、経済が成り立つようになってきたのがこの時代です。

時代が変われば、武士の姿も変わります。

日本人特有の「作法」や「礼儀」が発達していきました。

これは形だけのものではなく、侍の美意識であり、決して大げさではなく「どう生きるか」の表れでありました。

この静かな中にも、武士の心意気を演じるというのは、とても難しいことだったと思います。

最初、准一くんは、役を演じるにあたり、戸惑いを覚えたそうです。

しかし、この映画「蜩ノ記」で、
日本映画界の巨匠、黒澤明監督の愛弟子である小泉堯史監督は、「俳優」岡田准一を見事に引き出しました。

小林堯史監督

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「蜩ノ記」で小泉堯史監督が岡田准一に指導したことは?


そんな表情するの!?と、迫力満点の黒田官兵衛に対し、映画「蜩ノ記」の檀野庄三郎は真逆です。
その役を演じるということは、役になりきるだけでなく時代をも演じるということなんですね。

小泉堯史監督は、岡田准一くんに

「あまり感情を出さないで」

「ゆっくり、大きく」

と、指導されたそうです。

俳優、岡田准一の存在感を大切に大切に引き出した小泉堯史監督。

素晴らしいですね。

私は今まで、「映画監督」自体には、あまり関心がなかったのですが、俳優の持つ力を引き出して作品を作り上げる、ってこういうことなのかぁと思いました。

「あまり感情を出さない」演技。

これについて、准一くんは

「感情を表に出さないのは、感情が乏しいからじゃないんです。

内面には大きな感情の塊がある。

僕たち俳優は、そこから微かに漏れ出してくるものを表現する。

そこに日本の美しさがあると思うんです。」

と語っています。

映画「蜩ノ記」の中で、見事に檀野庄三郎を演じ切った准一くん。

その姿は、本当に美しかったです。

准一くんがずっと憧れていたという役所広司さんの演技も素晴らしかったですが、やはり准一くんあっての映画「蜩ノ記(ひぐらしのき)」だったと思います。

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